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開発秘話・追加機能

置くだけ充電(ワイヤレス充電)の開発状況<その1>

もともと天井クレーンの無線操縦装置の歴史を紐解くと、バッテリを充電器に差し込んで毎日充電をしながらの使用という事が多いのですが、消費電力の低下や電池性能の向上などもあり、弊社JUUKOの無線送信機は、単三アルカリ乾電池2本での稼動となっています。

先日、新しいお客さまからこのようなご要望を頂戴しました。

乾電池を購入するにしても社内手続きが手間が掛かるし、乾電池だといつ切れるか分からないから不便なので、充電式がいい!

なるほど。 お客さまによっては、備品購入を可能な限り少なくしたいという事もあるんですね。
勉強になります。
いつきれるか分からないという点については、送信機丈夫LEDにて電池残量の確認ができるので、ご説明させて頂きましたが、充電式乾電池をご提案しようかと思ったのですが、それだと毎日電池を取り外す手間が掛かってしまい自己NGを出しました。

その旨、開発を担当しているパートナーに相談したところ、既にワイヤレス充電の開発に着手していたというではありませんか!
基盤を交換したサンプル品も近日中に届くという事で、先付けで充電器のみ準備してみました。

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ワイヤレス充電は、Qi(チー)と呼ばれる国際標準規格に準拠しているので、普通にスマホ用のもので事足りそうな感じです。
とりあえず、DocomoからAmazonで販売していたものを購入してテストしてみる予定です。

ちなみに、Qi規格に準拠したワイヤレス充電機能の呼称「おくだけ充電」は、NTTドコモが登録商標を保有しているようなので使ったらあかんのですね。
ブログタイトル位なら良いのだろうか!?

産業用無線操縦装置業界では初になるので、なんとか秋までには発表できるよう進めていきたいと思います。

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